球児 TVで右肘完治とNPB復帰の可能性を激白
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150601-00000100-dal-base
藤川はとても好きな選手です。
入団からしばらく芽が出ませんでしたが、清原にどやされたあたりから急速に台頭してきました。
頼まれれば、自分の状態がどうであれマウンドに立つ男意気が好きでした。
日本の最後の年だったかな、シーズン終盤で連投続きだったのに出てきた試合がありました。
急速もぜんぜんで、明らかに疲労困憊なのが分かりました。バックネットの上のほうにすっぽ抜けたりしてあんな状態の藤川は見たことありませんでした。
メジャー挑戦も宣言していた年だったので、来年のことを考えたらある程度セーブするなり、もしメジャーの関係者が見ているとすればあんな状態は見せたくないだろうに、それでもチームのためにぶっ壊れてもいいくらいの気持ちなんだろうなと、なんという男だと思いました。
阪神退団の際にどんな話がされたのは分かりませんが、すぐに22番が他の選手に渡っている時点で阪神との関係は清算されたんだろうなぁと思っていました。
まぁ阪神側からなのか藤川側からなのかわからないですが・・・
巨人もしばらく55番は空けてありました。
松井が戻ってきてもいいようにだろうし、つけるにふさわしい選手が現れなかったこともあるでしょうが。
でも、松井は2度と日本には戻らない、戻れない覚悟で渡ったんだろうと思います。
それはそれは頑なまでの決意だったのでしょう。その間2度のWBCオファーもありました。
今ここで日本の空気を吸ってしまったら気持ちがぐらつくと感じたからでしょうか、自ら日本への退路は断つかのように断りました。
私の憶測で恐縮ですが、2度目のWBCの時は監督はジャパン参加とともに巨人復帰の可能性も再度探ったんではないでしょうか。ともにゼロだと理解したので、ついに55番を新人に渡すことにしたんだと思います。
一昨年、国民栄誉賞受賞の際にスピーチでも、もう二度と東京ドームには戻ってこれないだろうと思っていたと語っていました。
松井は間違いなく巨人の功労者なので手厚くもてなすのは結構ですが、自ら出て行くという選択をしたわけです。後継者候補にたびたび名前も挙がりますが、それとこれとは別です。
過去にもONの監督解任という汚点を残し大量のファンを失い、同じ轍を踏まないようにしているのかもしれませんが、松井自身は巨人監督を願っているように思えません。自ら離れた自分が就任するのはお門違いで、やはり長年巨人に尽くしてきた由伸や慎之助が継ぐのが順当だと考えていると思います。
原監督の後継はチームのためにも由伸でいいと思います。
ただ、実績たっぷりの原監督の後はやりづらいでしょうが(苦)
読売ジャイアンツ